秋から冬は薬膳ダイエットが効果的

中国から伝わった薬膳は、食事による養生法です。薬膳ダイエットとは、旬の食材を効果的に使って体の不調を整えながら、無理なく痩せるダイエット法です。
秋から冬は体が脂肪をため込もうとするので、運動をしてもなかなか痩せません。
薬膳ダイエットは、数日で1㎏から2㎏減ると言ったものではないので、もどかしく思えますが、体質改善と思って2~3ヵ月取り組むと、痩せるだけでなく肌が美しくなり、確実に体調がよくなります。
食事によるダイエットは副作用の心配もなく、一生もののダイエットを手に入れることができます。

秋から冬の体の冷えはダイエットの大敵

薬膳によるダイエットは、体質によって摂りたい食材は微妙に違うものの、どのような体質の人にも共通するのが、体を冷やさないことです。
特に、生まれつき「陽」の気が少ない人にとって、冷えはダイエットの大敵です。陽の気が少ない人とは、少しの寒さで体が冷えきってしまうタイプの人です。このタイプの人が、ダイエット食のつもりで、例えば朝食に冷たいヨーグルトやパイナップルを食べ、昼食にはトマトやキュウリの野菜サラダ、夕食にコンニャクステーキなどを食べるとカロリーは低いものの、全ての食材が体を冷やすものなので、体の芯から冷えてしまいます。
秋から冬に体を冷やす食材を摂ると、たとえ痩せても体がボロボロになってしまいます。

秋から冬の薬膳ダイエット食について

薬膳ダイエットには、カロリー計算の必要はありません。薬膳の基本はまず、消化機能を整えることです。食べ物を消化吸収する胃腸の働きが弱っていると、代謝機能が乱れ、脂肪や余分な水分、老廃物などをうまく代謝できずに、太ったりむくんだりします。
朝がパン食だとどうしても野菜サラダや果物、ヨーグルトなどの冷え食材を摂りがちで、体が痩せにくくなります。秋から冬にかけては体を温める根菜類、大根、里芋、山芋、にんじんなど土の中で育った根菜類を煮物やスープなどにして食べると体が温まり、代謝がよくなるので痩せやすくなります。

冬太りを予防し、秋から冬にかけてダイエットをするなら、朝食を「薬膳がゆ」にするのがおすすめです。
東洋医学では、空気が乾燥しやすい秋から冬にかけては、のどが渇き咳が出やすくなるので、肺に気をつけることが大事と言われています。肺を潤す食材としては、大根、豆腐、白ごま、木の実、ゆり根、白きくらげ、サツマイモ小豆、クリなどです。
秋から冬は免疫力を上げることが大事ですが、山芋やナツメ、黒豆、鶏肉なども免疫アップに効果的な食材です。これらの食材を上手に使って料理をしましょう。できれば、ショウガや、ニラなどのスパイス野菜を少量加えて、朝食もしくは1日のうち1食を温かい薬膳がゆにすると痩せやすい体になります。

食の陰陽について

食べ物にも陰と陽がありますが、知っておくと一年を通して痩せやすい体作りができます。陰性の食べ物は体の熱を冷やす働きがあり、陽性のものには、体を温める働きがあります。
食材は寒性、涼性、平性、熱性と5つに分かれますが、それぞれの特性を持つ食べ物を、季節や体質によって上手に食べわけることで、無理なく健康的に痩せることができます。

食材の「五性」とその食材

  • 寒性は、体を冷やします。食材としてはトマト、ゴーヤ、トウガン、メロン、柿、ワカメ、ヒジキ、コンニャク、チーズ、バター、ハマグリ、アサリなどです。
  • 涼性は、寒性よりは緩やかながら、やはり体を冷やします。食材としては、キュウリ、レタス、ミズナ、リンゴ、ナシ、オレンジ、ヨーグルトなどです。
  • 平性は、温めも冷やしもしない中間のものです。食材としては、小豆や大豆、キャベツ、ブロッコリー、山芋、じゃがいも、シイタケ、シメジ、牛肉、豚肉、ウナギ、カツオ、ブドウ、パイナップルなどです。
  • 温性は、熱性よりも緩やかに冷えを取り除きます。食材としては、カボチャ、タマネギ、ニラ、ニンニク、サケ、アジ、サバ、エビ、タコ、イカ、鶏肉、クルミ、クリなどです。
  • 熱性は、温める力が強く、体内の冷えを取り除く作用が強いものです。食材としては、唐辛子、ショウガ、コショウ、シナモン、羊肉などです。

気と血と水について

気は体の中を巡っている生命エネルギーですが、このエネルギーがたっぷりあると、やる気や元気が出てきます。
血は血液のことで、酸素を体の隅々まで運んでくれます。水とは、リンパ液や唾液などの血液以外の体液のことですが、水分代謝や免疫システムにかかわっています。
この気と血と水のバランスが悪いと、脂肪をためやすい体となってしまいます。

まとめ

薬膳ダイエットといえば堅苦しく聞こえますが、季節の旬の食材を工夫して、食事を作って食べるだけのことです。さまざまなダイエットをしてもリバウンドしてしまう人は、まず食生活を見直してみましょう。
昔から「医食同源」と言いますが、今は「医食美同源」というそうです。自分にとって効果的な食材を摂り、美ボディをめざしましょう。

  • おすすめエステ体験ランキングを見る
  • 痩身エステ体験レポートを見る